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心電図CAMP(ECG CAMP)
受講者インタビュー

14年ぶりの臨床復帰。自動解析まかせだった看護師が、根拠を持って医師に確認できるまで|受講者インタビュー

公開日:2026年9月11日

執筆:けいた(JHRS認定心電図専門士)

外来の廊下を歩く白衣の後ろ姿のイラスト

心電図CAMPを受講した看護師の佐藤さんに、けいたがお話を聞きました。子育てで14年間臨床を離れたあと、循環器のクリニックに復帰した方です。自動解析と医師に頼っていた状態から、どう変わったのかを、会話形式でまとめます。

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14年のブランクを経て、循環器のクリニックへ

けいた:まずは自己紹介をお願いします。

佐藤さん:循環器のクリニックで看護師をしています。学校を卒業してから、脳外科の病院で12年ほど病棟勤務をしました。そのあと14年間は、子育てで臨床を離れていました。アルバイトのようなことは少ししていました。

けいた:今は外来で心電図を取る感じですか。

佐藤さん:はい。病棟はないので、基本は12誘導です。

受講前:自動解析と先生に頼りきり

けいた:受講前は、心電図にどんな印象を持っていましたか。

佐藤さん:最初から苦手意識はありました。でも、読めるようになりたいとはずっと思っていました。脳外科の病棟は基本的にモニター心電図で、12誘導は検査技師さんが取っていました。12誘導は学生時代だけです。病棟にいたときも本は買いましたが、理解しきれずにやめてしまいました。

けいた:今のクリニックで困ったことはありましたか。

佐藤さん:すごく困ったことは、あまりないんです。心電計が自動で解析してくれますし、すぐそばに先生がいます。何も言わずに出せば、先生が読んでくれます。

けいた:でも、自分で理解して取りたい気持ちはありますよね。

佐藤さん:常にあります。自動解析もたまに間違えるので、自分で読めるようになったほうがいいとずっと思っていました。自分の見立てと自動解析が同じで、先生のところに持っていって当たっていると嬉しい。でも、曖昧な状態で持っていっている自分がすごく嫌でした。

けいた:自動解析に頼りきって、自分では理解できていないのが嫌だ。そう話す看護師さんは本当に多いです。

きっかけ:インスタの4択問題で、半分しか解けなかった

けいた:いろいろな教材がある中で、心電図CAMPを選んでくれた理由を教えてください。

佐藤さん:最初に知ったのは、インスタの波形の4択問題です。5割くらいしか正解できなくて、やっぱり分かっていないなと思いました。見ているうちに心電図CAMPがあることを知って、たかこさんとの対談動画も見ました。一つ一つの単元は短いし、たかこさんのような方もいる。私でも何とかやっていけるかなと思いました。

受講して:先生に「P波ありますか」と聞けた

佐藤さん:一番変わったのは、刺激伝導系がイメージしやすくなったことです。障害される場所と波形の関係が、理解できるようになりました。

けいた:現場で活かせた場面はありましたか。

佐藤さん:先生が「心房細動」と言っている波形があったんです。でも、見た感じP波があるようにも見えて。「この波形、P波ありますか」と聞いたら、先生も「そうだよね、ちょっと分かりにくいよね」と言ってくれました。「たぶんこれはP波だと思うんだけど」と。やっぱり学ぶと違うんだな、と思いました。

佐藤さん:T波のことも、先生に報告するときに、根拠を言いながら見てもらえるようになりました。間違えた波形でも、先生とのコミュニケーションがよく取れるようになったんです。間違いは間違いでいい、学べばいい、という意識に変わりました。分からないまま、うやむやに流してしまうことがなくなってきました。

けいた:自動解析を否定するのって、けっこう怖いじゃないですか。それを指摘できたのは、大きな力になっていると思います。

佐藤さん:最近も、V1からV2誘導のあたりでブルガダ型のような波形に気づいて、1肋間上げて記録してみました。先生にはまだ確認できていないのですが、違和感を持てたので、あとで解決したいと思っています。

けいた:そういうところにも気づけるようになったんですね。

佐藤さん:自分の中のモヤモヤを、前よりちゃんと感じられるようになってきました。

けいた:ブルガダは、なるべく分かりやすく理解してもらえるように力を入れて作ったところなので、活かしてもらえて嬉しいです。

聞く勇気が持てるようになった

佐藤さん:先生にすぐ聞ける環境なのも、ありがたいです。でも前は、聞く勇気が出なかったんです。聞ける勇気を持てるようになったのも、変わったところです。

良かったところ:自分のペースで何回でも見直せる

けいた:講座で良かったところがあったら教えてください。

佐藤さん:何回も自分のペースで見直せることです。1回や2回では、まったく頭に入りません。アーカイブが残るセミナーでも、1〜2週間で見られなくなってしまいます。現場で何かあったときに見直せるのが、一番いいと思います。

佐藤さん:波形は一つとして同じものがないので、それに苦しんでいました。一つ一つ細かく見ることを繰り返すうちに、分かりやすくなっていく実感があります。

佐藤さん:『心電図パーフェクトマニュアル』も、循環器に入ったときから持っていました。心電図CAMPをやってから読むと、こんなに分かりやすく書いてあったんだと思えて、本も読みやすくなりました。

こんな人にすすめたい

けいた:最後に、どんな人に心電図CAMPをすすめたいですか。

佐藤さん:これから心電図を学ぼうと思っている人、心電図に関わっていて苦手意識を持っている人に見てほしいです。分からないところが出たときに何回も見直せることが、何より大事だと思うので。

けいた:今日はありがとうございました。


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